おっちゃんこライフ

常に腰かけていたいぐうたらでぽんこつな主婦

遠足の思い出

小学3年?か4年?の遠足で
バスに乗り森林公園に行った
アスレチックが充実した公園で
楽しい場所だったと思う

いつも遊んでいる友達とケンカになった
原因は覚えていないが
たぶん私がわがままを言ったのだろう
私は意地を張って謝れなかった
母と同じでプライド高く謝れなかった

遠足が終わるまで一人で過ごす事になった
みんなが遊んでいるアスレチックでは
遊ぶ気持ちになれなかった
みんなが誰かと仲良く遊ぶ中
一人でいるのはみじめだという位の自意識が
この頃にはあった

公園の一画にウサギ飼育コーナーがあった
そこはアスレチックから離れている
私はそこで一人ウサギを触りながら
遊ぶことにした

ずっとそこにいたので
ウサギの世話をしているおじさんが
時々声をかけてくれた
へんな意味で目立っていたのだろう
今思うとありがたい


芝生の緑がとても鮮やかで
きれいだったことを覚えている


一人ぼっちで寂しくみじめな気持ちを
打ち消すようにウサギをなでていた
でも同時に
小学生の私の心はほっとしていたし
一人の気楽さに安心してのびのびしていた
自然はいい

昔から変わらないな